爆弾を包んだスライム

爆弾を包んだスライム
 
グレーゾーンな私たちは、一般の普通の人たちだれでもするミスをし続けるがために、

人の出方をうかがい、言うことを聞く。自分を抑えて合わせる。


私たち一人一人は、とても目立たない。

一般の普通の人たちから、どうでもいいと思われる。

しかし、ミスを防げない特性ゆえに、あらゆる意地悪な人たちから狙われる。

それが問題なのだ。

パーソナリティに問題のある人、承認欲求が満たされない八つ当たりをしたい人、成育歴で傷を負って来た人、etc……。

取り返したい承認、やり直したい関係性、それらを投影した都合のいい  として利用される。


そこで、私たちは目立ってしまうし、苦しまされてしまうことがあるのだ。

私たちがミスを始末する時に構ってもらうために、分からないことを教わるために、関係性は切れないし、脅されても従順に従うか、黙ってしまうしかすることが分からない。

その私たちのザマは、第三者の一般の普通の人たちから見ても、見苦しく、無様で腹立たしい。


それは大迷惑なことなのだ。

自分の傷を感じやすい私たち当事者当人はもとより、

近くで関わっている複数の人間たちも巻き込まれて、大迷惑なのだ。

何年経っても、何十年経っても、そんな大迷惑な立場から、抜け出せない。

当事者当人も、関わる複数人たちも、いつまでも終わらない。



繰り返すが、私たちの一つ一つのトラブルは、平凡で取り立てて注目されるものではないものが圧倒的に多い。

一般の普通の人たちなら、経験を積んで、ミスらないように習得して、だんだん無くなっていくミス。

だから目を引かない。

でも私たちは無くなって行かない。

それどころか、時々ビックバンのような巨大なミスもする。

周囲からは、反省を次に生かしていないように見える。

でも、一つ一つのミスは独立していて、原因はバラバラなんですけどね。少なくとも野良レモン自身はよくそう感じてきた。

ミスが無くなって行かないことを悟り、俯瞰して、卑屈になると、一般の普通の人たちからは共感をますます得られづらくなる。


でも私たちが自分の神経の限界を守りたい意志がうかがえる物言いをすると、『上から目線』の評価を受ける。

私たち自身が壊れても叱責される。守っても反対される。

守っても。守らなくても。壊れても。どーでもいい。

普通と同じじゃないから。



一方で、

私たちが自分の  を探し、迷い、彷徨い歩くザマは、目立つ。目障りになる。

私たちに自分を知るために、を探す人権は、無い。

自分で探しても、同じように探している自分探しの迷子の人たちとしか出会えない。ネットで探したらSNS戦争になる。

受け身で待ってても、だれも私たち当事者の代わりに探してくれて、手を引いて連れて来てはくれない。

もしネットで問題を起こしたら、親族中からネットをやめろと言われるだろう。問題の元を禁止して蓋をするしか無い。野良レモンもすでに親から言われたことある。

ここ10年以上は問題の内容を知らせたことは無いけれど、過去があるし、私の気質からそれなりに良くない傾向を察してくれているんだろう。野良レモンが数々の特性ゆえに一般の普通の社会になじみづらい問題の、代替の手段は皆無だけれど。



生きていたらその次になにが起こるのか。忍耐していたら、次はなんなのか。

棚からスイーツが出てくるように、だれか優しい人と都合良く出会うわけでは無いのである。

私たちがこうして忍耐していても、一般の普通の人たちは関係無いから、なにも感じないらしい。

だから一般の普通の人たちは黙っている。だから、私たちも人間社会とつながり続けることを諦めて、ただ謝り続けるよう命じたいらしい。

私たちは要らない。どうでもいいんだそうだ。野良レモンは、十代の時からそう言われてきた。覚えてる。



今で言うなら、ネットの知性が無さそうな場所で見られる『ちょっと何言ってるか分かんない』の煽り文句のような物言いをされて、私は突き放されてきた。

私の気が済まなくても、人は人で、他人を構ってる暇は無いし、構う気も無いから、私のことは無視して忘れるんだそうだ。覚えてる。



私たちは見えない。聞き取れない。

自分の置かれた立場は、認知障害だから、視覚で見て取るようには、見えない。こんこんと説明された話を、耳で聴きとるようには、聞き取れない。察せない。

まるで360度を壁に囲まれた箱の中に閉じ込められたように、見えない、聞けない、知らないまま、私たちは、無視されて忘れられる。

それでも『平凡さ』という着ぐるみで隠されているため、目隠しになって、私たちは発見されない。知られていない。


教えても、教えても、教えても、頭脳にも、運動系の能力にも、覚えたくないことは入って行かない私たち。

そんな反応の無さが、自分でスライムのように感じることがある。

しかし、スライムの中を掘って、掘って、搔き分けて搔き分けて、搔き分けて行っても、その中の本性には抑圧されたストレスや反動を溜めに溜め込んだ、爆弾しか眠っていないことがある。

成功や賞賛を感じづらい特性であればあるほど、過去の記憶は爆弾にしか化けないのだ。

なんかすっごい化学反応起こして、奇跡的な原子結合の変化起こして、素晴らしい能力や魅力に化けていることは無いんである。

だって私たち、エジソンのような天才じゃないもの。平凡な庶民だもの。

だからなにも無いの。

だから困ってきたはずでしょ。


今までの人生の中で、認知を適応的に、健康にする訓練と評価と賞讃があれば、こうはならなかったことは現在、若者と子どもたちが証明しているのに。




知られていないことを、結束して、協力し合って社会に知らせるために、私たち軽度当事者たちは、インターネットを手に入れ、発信してきたはずだ。

それが、夢を捨てて、ネット内を観察し直してみたら、

現実社会という小さな箱 からインターネットのバーチャルな世界へ出てくる乾いたモンスター ばっかり

ネットの人たちは本性を現して血を求めて牙を剥く モンスター になり果ててばっかり。

ねえ想像つくよ。子ども扱いからやり直して欲しいんでしょ 

求めればいいじゃないの。

それは危険な中毒薬物のようなものにしかならないけれど。






ゆうべは書く前に寝落ちした。ごめんね。

市販薬無しで寝られる時はチャンスなので、眠れるだけ眠らなきゃならない。身体がそう要求してる。

肉体労働して疲れたのもあったんだろうけど、自然に眠れるいい体調の波も来たのかもしれない。


過去記事で、違うカルチャーを入れたい、と書いたが、ためしに図書館へ行ってみた。

前の町のより小さい………。

夕ご飯前に閉まる………。

でもやっぱりいい。むかしながらの本、いい。ネットは短い、思い付きの情報が溢れてる。バグってドカーンとアクセス数を稼ぐ目的のネット情報と、そうでない目的の本は、やっぱり作りが違うね。

マンガ3冊と文庫1冊借りちゃった。期日までに読み切れなさそうな気がするけど、いいの。

あるだけで癒される。





私たち軽度当事者の多くが嫌いな、出勤。仕事じゃないの。仕事嫌いじゃないの。身支度して出掛けて行く一連の作業が嫌いなお仲間はきっといると想像する。

ある日、出勤に掛かった時間が、いつもの計算よりも5分多く掛かっていた

ワープのようだ

どういうこと

遅刻はしなかったけど、こういう想定外は、不気味だし腹立たしい

あとからもジワジワジワジワ、腹立ちを思い出していた





某筋肉タレントさんがおめでたいことになったね。

そうか、そんなに歳いってたんだね……

だ い た い 野良レモンと同じ世代だよ。

ちょっと変わった特性があるとかなんとかで噂になってたことはあったけど、

仮にASDが薄―くミックスとしてたとしても、

お嫁さんがきっとうまいんだろうね。コミュニケーションが。

かぁわーいーなー お嫁さん。


もしもマイルドヤンキーの人たちのように、とても早く子供を持つ人生だったら、

娘の年頃ですよ~ 大事にしなきゃですよね。




ユーチューブで勉強した情報によるけれど。

現代社会(歴史でずっとか)のミステリー、

男女かかわらず自分の恋愛相手をいじめ続ける人がいる謎について。野良レモンも謎で、存在自体が恐怖なので書き出して見る。

やつぱり発育段階の家庭環境に原因がある。

ちょっとメンタルヘルスを齧った人達ならかなりおなじみな話だ。

『相手が、いじめられることで愛情表現が増加したり、ジェットコースターのような恋愛をする戦意増幅する』、はずが無い。

ちなみに現代社会は土地開発と治安が整ってしまったので『魔法使いが操ってるドラゴンを見張りに付けた城の中で閉じ込められていたら、王子様が自分のために戦って助けてくれた』とか『ヤマタノオロチにおやつとして差し出されたら、通り掛かりの放浪のヤンキーがオロチにお酒を飲ませて助けてくれた』とか、もうそういうプリンセスな感じのは実現しません。

中毒になりそうな量のアドレナリンやドーパミンは出そうですけどねー。

そんなのは創作物のファンタジーだ。


ちなみにお酒を飲めるお店のサービスにアドレナリンやドーパミンサービスを求めるのはまだやめときなさい。感染怖いよ

こんなに危険なのになんで何日も感染者が出続ける繁華街があるのか。

対策が足りない、ガードなどもしない危険なコミュニケーションをしないと、お客のアドレナリンやドーパミンを出せないやり方のサービスのお店があるからじゃないの

なにその共依存



……というあるあるをなんでここに書くのか。


対人意欲が満たされずに飢えて、有り余る攻撃性

代理で向けられるのが、私たち弱者の どんくさい 軽度発達障害当事者たちなのだ。

もうたくさんだ

と、たぶん20年前からネットに書いているけれど。

ネットの中では当の軽度発達障害当事者たちも軽度発達障害当事者を、防衛機制の発散先として狙うし。



このまま未支援の情念の排出処分サイクルを、次の軽度発達障害当事者の子どもたちや若者たちに向けるのか

軽度発達障害当事者の子どもたちや若者たちからあと何人生け贄を出すのか


どれもこれもだれもかれも、『人生で偶然に出会える本当に心優しい人』に出会えると解決するっていうのが理想の解決方法だと言われているけど、

今の世の中の仕組みとして、そんな具体的な治療の能力がありそうな『心優しい人』っていう人は、

横からかっさらわれてどこかで嫁の勤めかなにかで独り占めされている、

介護や保育・教育・福祉の現場でブラック労働しなくてはならなくて24時間の大半はどこかに隠されていて存在が見えない、

で、私たちはいつまで待っても癒される順番が来なくなる、
などなどっていうことが、

少なくともここを読んでくださってるような弱者側の軽度発達障害当事者の大人たちなら、だいたい体感していることと思う。


だから野良レモンの願望としては、

もう偶然を当てにするのではなく、そういう『心優しい人』を育成したら、

❝役職❞として手の届くところに配置して、私たちをケアしてもらえるようにしてもらう
、ということ。

公務員扱いでいいよもう。安全じゃないと地方の隅々にまで人材来ないでしょ

『知り合って、認められて、仲良くなって行って、受け入れてくれて』のプロセスはドーパミン出そうだけど、でももう踏めないけれど、

私たちにも、基本、時間は無いんですよ。

余裕は無いんですよ。

余力も無いんですよ。

チャンスも無いんですよ。

労働あるの。フラッシュバック冷ます時間が要るの。若くなければ病院とか行かなきゃならないの。デカい総合病院だと1日取られるの。HSP入っていたら外は、神経が磨り減る危険地帯なの。

ASDもミックスで入ってたら、人の誘いを真に受け過ぎて失敗するから、怖くなるの。受け身で優しさを待つことしか出来なくても、仮に「優しくしてあげようか」なんて怪しさ満点のこと言われたら、そっぽ向いて立ち去らなきゃならない、敏感な特性の人もいる。

だからこうでもしないと行き渡らないじゃないですか。

優しさが。

コミュニケーションが。


地方の隅々、といえば、アビガンはいつ全国市町村に配置してくれるのか

もしものことがあったら、一時間でも早く投薬して欲しいじゃん。特に私たちの親世代には

親がまんいちになって、地方のお医者たちに「デモデモダッテ」されようもんなら子どもの私たちなにするの

私たちに手際の良い交渉能力なんかあるわけ無いでしょう

アビガン






過去に作った造語で、

中途診断二次障害野良当事者団教育支援適用済み当事者団という造語を使っていた。

なんで作っていたか。

作った頃は、掲示板の中で、

野良レモンのように支援も医療も「いらないよ」と言われて、困難があるのに受けられなくて困っている当事者と、

教育も、医療も支援も受けられていて、なおかつ新しい人間関係に挑みたくて、でも満たされなくて困っている当事者たちがいたように、

私には見えていたのだ。

だから両者が話し合うと、合わない合わない


しかし、このブログを書きながら、人さまのネットの書き込みを眺めるだけの観客になって、年数が経って、

やっぱり重要な問題はそこじゃないんじゃないだろうかと悩み、使いづらくなっていった。

で、この言葉を使うのをいったんやめようと思っていて。


なんで使うのをやめたいと考えたか。

支援を受けられている、受けられていない、の区切りから、別な視点で区切りを探して、

共感を呼んでいくことはできないだろうか、と。モンモンと考えていて。

でも、別な視点、てなにか、と、

共感を呼ぶ目的はなにか、

と掘り進めていくと、なんなのか自分でも言語化が難しくなっていって、

「書き分け、やめるー」ときっぱり言う踏ん切りがまだ付かなかったのだ。

やー、難しいわ。まだまだだ。私も。


(4)100%たとえ話『植物星から来たお花星人 お花レモンちゃん』その4

 一話目
二話目
三話目




花びらの中から出ている顔でコミュニケーションを取りながら、元気に花粉を振りまき、花の香りで蜂が寄ってくる、お花レモンちゃん。地球の人間社会に適応しようとしてる。

暖房と水のある家に住み、養分のサプリメントを買うために、企業に入って働きます。




「おはようございます。有休をありがとうございました。」

『お花レモンちゃん』はお辞儀をしてオフィスに入る。

少しだけいた人たちが、「ハークション」とくしゃみを始める。社会人のお約束、お返しの挨拶なんて植物星人には返って来ないものになった。

それから次々に出社してくる人たちが、入るなり「ハークション」と合唱を始める。

『お花レモンちゃん』は、ショッピング街で買ってきたカステラを机に配った。

悪意は無いけど机の間を練り歩く『お花レモンちゃん』の周囲2m以内の人たちはくしゃみが止まらない。

わざと『お花レモンちゃん』の視界に入る位置のゴミ箱に、個包装されたカステラが飛んできて、一発でホールインワンした。

周囲の人たちから小さな拍手が湧く。

『お花レモンちゃん』は拍手をした人たちに「すみませんでした。」と、カステラを配ったことも謝罪した。無視され、反応は無かった。


席へ戻った『お花レモンちゃん』の元に、バタバタバターッっと派手な音をさせて飛び込んできた、人影があった。

「『お花レモンちゃん』来たの そうよね地球のビジネスマンは空気読んでる余裕なんて無いんだからね 働いて当たり前な人間社会を理解してきたじゃない 」

けたたましい大声がオフィスに響き渡った。

「これからみんなとなじんで、みんなと仲良くなって、しゃべれるようになればいいじゃない 道は自分で切り開いていくものだから。努力 行動に移すんだよ でも人が受け入れてくれる効果的なやり方じゃなくちゃ駄目

やっとしゃべりの途切れ目が来た。『お花レモンちゃん』は口を開いた。

「あの、もしかして、プリッコさんですか 昨日はお気遣いをありがとうございました。」

顔かたちはたしかに成人女性のそれなのに、形容しがたい髪色に、下瞼がキラキラしている少女のようなメイクの女子に、『お花レモンちゃん』は頭を下げた。

プリッコはそれには答えず、話を続けた。

「わたしと『お花ちゃん』は、だいたい似ている仕事内容なのよ。技術者なの。特別だからあ、人手不足感はあるけど、要領のいい働き方は自分で見つけないと。でぇ、そういうのが出来るようになると、わたしは定時で帰れるようになったの。」

「はい。」

「はい、しかないの なにか察しないの

人形のように愛らしく作った表情から、一転して、プリッコの目つきは変わり、顔の皮膚が斜め上へ吊り上がっていった。

『お花レモンちゃん』の耳に、オフィス内から小声の会話が聞こえてきた。

「プリッコめ。10年は大人しかったのに。」

「また虫が騒いでるのか。植物星人のせいで 余分な仕……ハークション………事一切してないくせに調子いいわ

「……ハクション………腹立つわ


「もしかして、私がお休みいただいたことで、ご迷惑を掛けたんでしょうか。すみませんでした。ありがとうございました。」

『お花レモンちゃん』は頭を下げながら聞いた。

「呼ぶの疲れるの。『お花ちゃん』でいいわよね 文句ある あるんだー 悲しいわー あんた先輩がこういった時に返す言葉無いの 知的生命体のくせに 能力使わないの さぼる気 手抜きする気 人間ナメてる だから他の企業で雇ってもらえなかったんじゃないの 自分が原因作ったんだよ 自分が悪いんだよ わたしまくし立ててるように見えるでしょそんなつもり無いから だから今日1日かけて反省内容を考えて言葉にして言えるように。聞かせてもらいに来るからねじゃーね 」

オフィスの引き戸はバーンと音を立てて閉められた。

「おいうるせーんだよ

男性社員が、『お花レモンちゃん』に向かって大声を出した。

「………ハークション……メンヘラ怒らすんじゃ………ハークション……ねえよ こっちに関係無いんだよ ………ハークション……仕事の邪魔すんな てめぇへの苦情はてめぇ………ハークション……でなんとかしろやこの植物星人………ハークション……」

「すみませんでした。」

人間の言い分は全面的に肯定しながら働かなければならない。


植物星人だから。


植物星人だから。





オフィスの中で、年若い社員が隣の中年社員に小声で話しかけていた。

「それにしてもあのプリッコさんって人、すごいですね。なんでくしゃみ出ないんだろう。」

「アレルギーっていうのは、だれでも、なる可能性だけはあるけど、必ず全員なるとは限らないからな。」

「ものすごく丈夫な体質なんですね。」

「丈夫でもなんでもいーんだよ。どーでも。会社にとってはメンヘラをなんとかしてもらいたい。」

「そうなんですか 今までそんなに存在感無かったですから、知りませんでした。」

年若い社員の反対側に座っている社員が、話に入ってきた。

「お前、最近入って来たから知らねーべな。10年前は、ひどかったんだよ。そりゃもう業務に支障が出まくるわでムカついたんだ 後で話してやるか 昼に社食行くか





「……そんなにー

社員食堂。

若い男性社員は、『お花レモンちゃん』が来る前に、その担当職にいた社員の退職人数を聞いて、箸が止まっていた。

プリッコは、技術職として入社してから、直接の連携が必要な担当社員を筆頭に、目を付けた社員と次々にトラブルを起こし続けていた。

「いいから食べれ。まだ事件の数々あるから。話は長くなるから。」

中年男性社員たちが、いつの間にか3人集まって一緒に食べていた。

「いいから豚の生姜焼き食べなさい。午後も仕事あるんだから。なんなら、退勤してから、一杯やりながら続き聞かせてもいいし。」

「それだけ、事件がよりどりみどりなんだよなあ。思い出したくないけど思い出す。」

「せーっかく、ここ10年は婚活に執着してて、社内では静かになってたのに。………植物星人のせいだ。なんで人事は雇ったんだ

「あの仕事はオレらじゃやっぱり肩代わりできないもん。出来ても嫌だし。帰りたいし。」

若い男性社員は、そこでもう、うんざりした。

「メシは食べますけど、なんかお話はもうお腹いっぱいになる予感がしてきました………。」